UMIOS

独立行政法人国立病院機構 京都医療センター 様

入院前~入院中~退院後と途切れのない(シームレス)な栄養管理で患者と関わることを目指して

嚥下調整食加算を取得しながら、効率的で質の高い嚥下調整食の提供を可能とするために活用

施設分類:急性期病院

ベット数:600床

(右下)統括診療部 臨床栄養科 栄養管理室 栄養管理室長 上ノ町さん 、(右上)摂食嚥下認定看護師 大江さん、(左)言語聴覚士長 坂部さん

  • 食形態ごとの内訳

    コード 1 2-2 3 4
    名称 嚥下食1 嚥下食2 嚥下食3 嚥下移行食
    対象人数 3 17 24 45

  • 嚥下調整食を導入する際のポイントや流れ

    嚥下食(コード2-2・3)を担当していた直営調理師が退職して1名となり、調理の継続が難しくなったことをきっかけに嚥下食の調理済み商品を検討したところ、Umiosのメディケア食品が衛生的にも形態の質的にも安全であったため導入しました。

  • どんな風に活用しているか

    コード3の副食として、やさしいおかずセットを電子レンジで加熱して、専用のお重に入れて提供してます。

  • 既製品を使うことのメリット

    誰でも嚥下食の対応ができ、全面委託でも効率的で質の良い嚥下調整食が提供できます。

  • 嚥下調整食特別食加算算定への対応について

    (1)加算算定に向け、どのような順番で進めましたか?

    ①常食と同程度の栄養量とするため調整 高栄養ミキサー粥の検討

    ②嚥下食の検食の体制構築

    ③多職種での試食会の実施

    ④多職種でのミールラウンド、カンファレンスの体制構築

     

    (2)他職種との連携はどのように進められましたか?

    NSTにSTと摂食嚥下看護師がメンバーであるのでNSTを通じて連携しています。

     

    (3)加算算定までに苦労した点はありましたか?

    常食と同じ栄養量にする点です。主食でエネルギーやたんぱく質を増やしましたが、味の質を落とさないようにするためにMCTオイル、粉飴、ソイプロテイン、ミルクプロテインなどの補助食品の種類や配合を考慮して試食を重ねました。Umiosのおかずセットは、“安全な食形態の提供”という点で役立っています。

     

    (4)どの学会分類コードで加算算定していますか。

    コード2-2、コード3、コード4

     

    (5)これから特別食加算算定を検討されている病院様へメッセージ

    【学会分類のコードに合わせた食形態】

    患者さんが退院後も同じ食形態を継続できるよう、簡単調理で質の高い嚥下食を検討することが重要だと思います。

     

    【多職種との連携】

    多職種との連携は、多職種の業務負担にならない範囲で行うことが大切です。当院では、Umiosのおかずセットを導入したことで安定した物性の食事を提供できるという安心感が生まれ、言語聴覚士と摂食嚥下看護師を含むNSTを通じた連携がスムーズに実現できています。

  • 既製品に関する費用について

    常食と同等の栄養量とするために高栄養ミキサー粥に含まれる粉飴やプロテインの量や主食に追加する高カロリーソース(卵・めんたいこ・海苔)、Umiosのおかずセットのコストが増加しましたが、特別食加算が追加したその費用内となっています。

     

    2026年8月時点

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