UMIOS

茨城県厚生農業協同組合連合会 総合病院 土浦協同病院

少量で栄養価が摂ってもらえる食事を心掛けて

ニュークックチルにて、物性の安定と栄養改善のために既製品を活用

施設分類:総合病院

ベット数:800床

栄養部 栄養技師部長 唯根さん、田山さん、榊さん

  • 嚥下調整食を導入する際のポイントや流れ

    土浦協同病院様では8年前からニュークックチルを導入されています。

    今回ニュークックチルについてもお話を伺いました。

     

    ●ニュークックチルを始めた理由:

    2016年の移転をきっかけに、ニュークックチルを導入しました。移転前はクックサーブで対応していましたが、800床あることから、衛生面・人手・時間的な問題もあり導入に至りました。当時、茨城県内で初めてニュークックチルを導入した病院だったため、移行には難しい面もありましたが、コンサルタントにも入ってもらい導入を進めることができました。現在は導入して8年目となります。

     

    ●ニュークックチルでの調理方法や配膳方法:

    手作りは、調理後に急速冷却機で冷却し、当日再加熱カート(エルゴサーブ)で加熱して提供しています。

    既製品は、当日凍ったまま盛り付けて、再加熱カートで加熱します。

     

    ●ニュークックチルのメリット:

    メリットは様々感じています。例えば、下記などがあります。

    ・食中毒のリスク軽減できる。

    ・調理作業の平準化ができる。

    ・納品の遅延,当日の食材変更でも提供可能。

    ・早番の出勤者の削減が可能。

    ・事前に準備しておくことで、時間通りの配膳が可能となった。

     

    ●ニュークックチルのデメリット:

    デメリットは下記が挙げられます。

    ・汁ものは乾燥したり、揚げ物はべちゃっとなってしまったり、付け合わせは変色してしまうなど

    再加熱カートに向く、向かない料理がある。

    →液体はとろみを付ける、揚げ物はお皿に金網を引いてから乗せる、変色しやすいものは避けるという対策をしています。

    ・再加熱カートの設置にはある程度の場所が必要。

     

    ●ニュークックチルを検討している施設様へアドバイス:

    ニュークックチルは、機器を入れるスペースも必要になるため、導入が大きなバードルかと思います。当院も、他病院を実際に見学したり、コンサルタントに入ってもらうことで、導入時の負担を軽減してきました。最初の設計をしっかりと、計画的に行うことが重要です。

     

     

  • どんな風に活用しているか

    朝食、昼食、夕食に下記既製品を活用しています。

    ・やさしい素材 たんぱく21シリーズ

    ・やさしい素材 温野菜

    ・やさしい素材 ゼリー野菜

    ・やさしい素材 果物

    ・やさしいおかず 惣菜ムース

     

    当日に冷凍のまま盛り付けて、再加熱カートで加熱することで、基本的に包丁は入れずに調理しています。

  • 既製品を使うことのメリット

    色合いが綺麗、味が美味しい、栄養価が高いという理由で、旧病院の時からUmiosの商品を使用しています。誰が調理しても同じ物性で安定して提供できる点もメリットの一つです。逆に物性が違っていると、誤嚥など危険となるので、この点は安心感に繋がっています。

    また、自然解凍ができるのも調理負担の軽減となっています。温冷配膳車に対応できる商品も多いため、温かくても冷たくても提供できる点が助かっています。

  • 費用について

    既製品を使用することで、重量当たりのコストは高くなりますが、意外と一人分のコストでみると、手作りと比較して変化無く使用できています。

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